今回は子供の気持ち・親の気持ちについて考えてみたいと思います。
自分は親なので親目線の部分が多分にあると思いますがご了承ください(;^ω^)
幼い頃は皆が等しく大なり小なりの好奇心を持ち、知識ある大人から見れば危ないこと、すると良くないこと、して欲しくないことなども沢山します。
子供はそこから様々なことを学んでいきます。喜び・悲しみ・痛み・満足感・自己防衛力・優しさ・我慢など
生きていくためのアイテムを頭の中に詰め込んで行くのです。
そして一年一年歳を重ね、やがて家族という枠の中から出て、友人・知人・先輩・後輩・先生・上司など沢山の人との関わりが生まれてきます。
自我が芽生えた子供は自分の考えや意見を持つようになり、命令や支配、助言にも嫌悪感を感じてしまう時も出てきます。
思春期は親に知られたくないことや自分と向き合いたい時間も多くなり、親子の関わりが他人より難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。
親も通ってきた当たり前の成長過程なのですが、今まで可愛がってきた子供に急に背を向けられたような気持ちになり動揺して、つい反抗に対して力で対抗してしまう親御さんも多いようです。
力とは、親の意見の押し付けであったり、時には暴力・暴言であったり、経験や愛情から出る子を守りたいと言う親心でもあるのですが、子供にはまだ経験も少なく自分を否定された・やりたいことを止められたと受け止めてしまい余計に関わりがこじれてしまうことが有ります。
私にも子供・親双方の立場で経験が有ります。自分も親になり親の気持ちを初めて知りましたが、子供と上手く向き合えず苦しんだことも有りました。
子供が心配で可愛くてつい転ばぬ先の杖をしてしまったり、世話を焼きすぎてしまったり(;^ω^)
自分が子供の頃や、子育てを始めた頃それがとても嫌だと思った気持ちをすっかり忘れて。
カウンセラーになって感じたこと・学んだことの中で思ったことは、もっと子供と向き合う時・親と向き合う時、相手の気持ちを聞いてあげることが出来れば良かったということでした。
立場が違う双方には食い違う希望や意見があることが多いですが、互いを大切に思う気持ちが有ればきっと
ストレスの少ない関わりが出来るようになってくると思います。
感情的にならず、ちょっとだけ深呼吸。言いたいことはちょっとだけ飲みこんで相手の気持ちを聞いてから
自分の気持ちも話してみる。
相手の意見に同意できなかったとしても、それが相手の気持ちで有ることは受け入れる。
一つでも多くのご家庭が幸せで有ることを祈っています。