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反社会性パーソナリティー障害

まだまだ残暑が厳しく蒸し暑さも続いていますが、少しずつ秋の気配も感じられる日もこれからは多くなってきます。
先日、コスモスが色とりどりに咲いているのを見て心癒されました(*^^*)
早いもので今年もあと4ヶ月。今年の締めくくりに向けて解決できることは1つずつ片付けていきたいですね。
最近、浜松市近郊では置き石事件が多発し、被害に遭われた方も増えています。
線路に様々なものが置かれることもあるとか(>_<)
何故そんなことをしてしまう人がいるのか悲しくなります。この事件に関係があると言う訳では無いかも知れませんが、今回は「反社会性パーソナリティー障害」をテーマにお話ししたいと思います。
「反社会性」何となくニュースとかで耳にしたことが有る方もいらっしゃると思いますが、この障害は道徳的なルールや社会的規則、法律などを守ることが苦手で有ったり、自己の利益のために平気で嘘をついてしまうなどの特徴が見られます。
また、結果を考慮せず衝動的に行動しやすかったり、自分の行為に罪の意識をもちにくいなどの症状が見られます。
傲慢で怒りやすい印象の人を想像しがちですが、大人になると症状が緩和する方も有るため、普段の様子からは想像できず嘘に騙されてしまったりすることもあるようです。
自分の行動に罪の意識を持ちにくい為、アルコール依存症など、薬物依存症、凶悪犯罪などの原因になってしまうことも(T_T)
自分から進んで治療を望むことも少ない為、様々な専門家の支援の手が必要になります。
子供の頃から問題行動が顕著であるなどの特徴も有る為、早めの相談が必要かもしれません。
「障害だから、罪の意識がないからといって何をしても良いわけではない」というのは、私の個人的な意見ですが、障がい者の親の立場でも有る為「苦手・嫌い・関わりたくない」ではなく、適度な距離とは何かを知り
相手の症状や気持ちを知った上でどう関われば良いのかを考えるようにしています。
もし、あなたの関わる人間関係の中に「反社会性パーソナリティー障害」の症状の方がいらっしゃるようなら
1人で抱えず相談しながら良い方法を見つけていってくださいね。