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パニック障害

こんにちは(*^^*)あっという間に10月も終わり、今年もあと2ヶ月ほどとなりましたね。
急に寒さが強くなり、風邪気味ですと言われる方も増えてきました。またインフルエンザにかかられる方も
増えてきています。皆様もお体に気を付けてお過ごしくださいね。
本日は「パニック障害」についてお話します。
症状としては「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」が有ります。
「パニック発作」は、繰り返し起こる予期しない発作で
動悸や脈拍の増加や手足のふるえ、息切れや息苦しさ、吐き気や下痢、めまいやふらつき
現実感の消失・離人感(自分が自分でない感覚)などが起こり、「このまま死んでしまうのではないか」と
恐怖に感じることもあるようです。
「予期不安」は
重大な病気なのかもしれないという不安(身体的不安)
自分を保てなくなることへの不安(精神的不安)
周囲から悪く思われるのではないかという不安(社会的不安)
また発作が起こるのではないかなどの不安から、それを回避しようと悪循環を生じてしまうことです。
「広場恐怖」は
以下の5つの状況のうち2つ以上について著明な恐怖・不安があり、「逃げ出せない・助けを得られない」
恐怖を強く感じます。
①公共交通機関の利用(自動車・バス・列車・船・航空機)
②広い場所にいる(駐車場・市場・橋)
③囲まれた場所にいる(店・劇場・映画館)
④列に並ぶ、または群衆の中にいる
⑤家の外に一人でいる
では、どうすれば良いのでしょう。
治療には、お薬の使用と精神療法が有ります。
お薬も症状に合わせて使用すれば効果的と思いますが、お薬は抵抗があると感じられる方もいらっしゃると
思います。そんな方は一度ご相談下さい。
パニック障害の精神療法は、認知行動療法が効果的です。
認知行動療法は、自分自身の認知を理解しそれを少しずつ修正することによって
「不安は一時的に強まっても、時間がたつと和らいでくる」
「同じことを繰り返すうちに、不安が全体的に小さくなる」と感じられるようになり
不安が小さくなる精神療法です。
ねこのまほことでは、お困りのご相談一つ一つに心より対応させていただいております。
お困りの方がいらっしゃいましたらお問い合わせフォームよりご連絡くださいね。